スピードワゴン・小沢一敬、「亡き人」宮迫イジりに共演者スルー。世相読めない低調ボケで自滅

編集部

 3日に放送されたMBSラジオ「アッパレやってまーす!」に、お笑いコンビ「スピードワゴン」小沢一敬が出演。番組のトーク中に、“闇営業”問題で今年6月に同番組を降板した「雨上がり決死隊」宮迫博之をイジった。

 しかし“宮迫ネタ”の笑いの旬が過ぎ気味なこともあり、周囲にはまったくウケず。そのまま話を進められてしまった。“触れづらいネタ”に触れる決死のボケでスベってしまうあたりが、小沢がブレイクしきれない原因なのかもしれない。

 番組では「小沢を食べ物で例えると」というトークが展開され、小沢以外の出演者は「あまおうしかない」という意見で一致。そこで小沢が「小沢あまおう説」の名付け親を「『あまおうに似てる』って、故・宮迫さんに」と紹介。現在芸能活動から遠ざかっている宮迫を“故人”として扱うボケを繰り出した。

 しかし番組では、「死んでない(笑)」と一言ツッコミが入っただけでまったく笑いを取れず。むしろその後に、あまおうと呼ばれる理由を「顔がブツブツで、ゴツゴツしてて、顔のバランスが崩れかかっている」からだと明かしたトークのほうがウケるありさまだった。

 一連の“闇営業”問題が発覚し関与した芸人たちが謹慎処分を受けて以降、謹慎芸人をイジって笑いに変える芸人も少なくない。しかし基本的にイジるのは腕の確かな大御所・ベテランたちで、「処分を受けた本人のためにも、イジるならしっかりと笑いにする」という覚悟が感じられる。しかし独特の世界観のあるトークで注目を集める小沢は、笑いの腕に関しては「心もとない」のが現実。結果、「故・宮迫」という誰も得をしないスベりに終わってしまったように思える。

 小沢がボケを務めるスピードワゴンは、2004年に「あまーい!」ネタでブレイク。さらに翌2005年には相方の井戸田潤が女優・安達祐実と結婚するなど、世間から大いに注目を集めた。しかし小沢自身は、「あまーい!」ネタの甘い言葉も普段のノリの延長線上にある言葉でボケようとしているわけではないらしく、お笑いのセンスを鍛えるには至らず。平成の時代に腕を磨けず、そのまま令和に突入してしまった小沢に、ナルシストキャラ以外で活路を見出せる日は来るのか。

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