ロンブー淳は「著名人枠」? 大学院入学タレントの裏

編集部

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、大学院へ通っていると報告し話題となっている。5日のツイッターで、慶應義塾大学の通信教育課程を中退し、同大学の大学院メディアデザイン研究科に通っているという。

 淳は、2018年に青山学院大学合格を目指して複数の学部を受験するも不合格となり、慶應義塾大学の通信教育課程へ入学し法律を学んでいた。この時点で大学卒資格である「学士」は取得しておらず、なぜ大学院へ合格できたのだろうか。

「大学院では学校ごとに課される事前の個別審査があり、そちらに合格すれば大学を卒業していなくとも受験資格が得られます。試験では基本的には大学院の専門性に似合った職業体験や実績などが重視されるといえるでしょう。元プロ野球選手の桑田真澄が、早稲田大学の大学院でスポーツ化科学を専攻したのはわかりやすい例だといえますね」(予備校教師)

 慶應義塾大学のメディアデザイン研究科では、淳のほかにもお笑い芸人のエド・はるみが修士号を取得したほか、杉村太蔵も後期博士課程に入学している。杉村の場合、最終学歴は大学中退のため事前審査があり、ロンブー淳も同様だったのだろう。こうして見ると、大学院には著名人枠があるように見えるが実際はどうなのか。

「単に有名人というだけで大学院は合格できるものではありません。大学院は研究を行う場所ですから、本人に研究を行う意欲、能力があるのかが見きわめられます。自身の活動や実績が大学院での研究にいかに結び付けられるかをアピールできるかがポイントだといえるでしょう」(前出・同)

 大学の学部の授業の場合は、試験を受けて単位を取得してゆく「受け身」のスタイルだが、大学院の場合は、自ら主体的に研究を行ってゆく必要がある。淳がそこにどう向き合ってゆくのか注目したい。(文=相川ナロウ)

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