パンサー向井慧が“特定班”に狙われる?芸能人がSNSでも気を抜けない理由がヤバイ

編集部

 現在、一連の“闇営業”問題など、過去の反社会的勢力との関わりで大きく揺れている芸人たち。街中や飲み屋で写真を求められて集合写真に応じただけでも、それが反社の人間だと問題となってしまう風潮だ。

 しかし近年、芸人自ら撮った写真をSNSにアップするだけでも複数のリスクがあると、メディアは警鐘を鳴らしている。反社の次はSNSユーザー。イマドキの芸人は私生活でも全方位に警戒しておかないといけないようだ。

 先月31日に放送されたテレビ朝日のニュースバラエティ番組「池上彰のニュースそうだったのか!!」では、出演していたお笑いトリオ「パンサー」向井慧のInstagramの投稿が話題に。向井は芸人仲間の「ハライチ」岩井勇気、「しずる」村上純と、居酒屋での食事風景を公開していたが、池上は店内の風景から「どこの店で食事していたか」が特定される可能性を指摘。場所が特定されてしまうと、よく行く店で熱狂的なファンに待ち伏せされることも考えられるだろう。

 さらに池上は、ハライチ・岩井がピースサインで写っていることにも言及。2,000万画素のカメラで3mの距離から撮影した写真であれば、指紋の形状を読み取り指紋を偽造することも可能だという。指紋はスマホの指紋認証などに悪用できるため、個人情報の流出リスクがあることを伝えた。

 SNSユーザーの中に紛れている姿の見えない“ネット特定班”は、小さな物事から芋づる式に様々な情報を特定してゆく。2015年にはTBS「水曜日のダウンタウン」でも、「SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説」という説で芸人のSNSを監視。芸人がアップした、店内風景や食べ物の写真1枚から店舗を特定し現場に急行。お笑い芸人・三又又三や元「カラテカ」入江慎也と遭遇することに成功していた。

 SNS全盛期の昨今、10万人を超えるフォロワーを持つ芸人も少なくない。注目度が高いだけに、不用意に画像をアップするとどんな影響が出るか想像もつかない世の中になってきているようだ。街中では反社に、ネット上では“特定班”に注意しなければならない。芸人として気の休まらない日々を送るくらいなら、YouTuberに転身し注目されずに細々と活動していくのも、選択肢としてアリなのかもしれない。

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