クリス松村「コンビニ・ダイエット」提唱するも、ごく普通のダイエット。話題作りに必死か?

編集部

 年末にはリバウンドで元通りになっていそうだ。

 タレントのクリス松村は先月30日、自身のブログで8月の1ヶ月間で10kgのダイエットに成功したことを伝えた。本人が「コンビニ・ダイエット」と名付けた、コンビニで販売されている食品でカロリー表示を気にしながら食べるものを選ぶダイエット生活を1ヶ月続けたという。しかしそれは、一般人でもごく日常的に行われている行為だ。まったく新鮮味の無いダイエットを高らかに謳うクリス松村には、どこか哀愁が漂っているようにも思えてくる。

 松村はブログ上で、自主的に1ヶ月間コンビニ・ダイエットを行っていたことを明かした。コンビニ・ダイエットとは、食事をコンビニ食品のみに限定し商品に記載されているカロリーを見ながら、村松の大好きな揚げ物や、麺類、菓子・デザート類を一切口にせず米類も極力控える、いわゆる食事制限系のダイエット。7月末の時点で体重が80kgを超えていた村松だが、8月中ずっと取り組んだ結果、10kgの減量に成功したという。さらに村松は「あと57kgダイエットしようと思う」とも述べており、さらなる減量に意欲を見せた。

 しかしコンビニでカロリーを気にしながら食事を選ぶのは、わりと一般的な光景と言っていいだろう。女子(村松は“オネェ”だが)であればなおさらだ。村松は現在、インストラクターの職業病だという「変形性膝関節症」のため、運動でのダイエットができないようだが、糖質制限ダイエットの亜種で減量ができたところでニュースにするほどの話題であるのかは疑問だ。

 さらに村松は元々かなりの大食漢。ブログには高い頻度で肉と脂たっぷりの料理を載せ、昨年12月には半日でグラコロ10個を食べたことを公開している。さらにダイエット後の今月1日の記事でも、「8月の1ヶ月、人生で初めて、1ヶ月間、揚げ物を一切口にしませんでした」と書き出したうえで、鶏の唐揚げ300gを完食したと報告。さらに「まだまだ1kgはいけると思います」と余裕の口ぶり。この様子ではリバウンドも時間の問題だろう。

 “1ヶ月で10kg”はたしかにすごいが、ダイエットの手法そのものはまったくもって“普通”。しかも10kg減の一番の要因は、元々かなりの量を食べていた人間が、カロリーを気にしだして量を減らしたからなのは明白だ。今回の成功で注目を浴びたのに味をしめて、今後話題の旬が過ぎるたびに、「増量減量」を繰り返すダイエット芸人にならないかが気にかかるところだ。

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