「ONE PIECE」5年終了、尾田栄一郎のモチベーション低下激しく?

編集部
ONE PIECE20周年公式サイトより

 1997年に連載がスタートしてから大人気を博し、今年の3月には累計発行部数が4億5000万部を突破するなど、まさに国民的マンガともいえる作品『ONE PIECE』。そんな同作品の作者である尾田栄一郎が行ったとある発言が、話題を集めているという。

 3日に、7人組YoutuberグループでFischer’sが『【ONE PIECE】尾田栄一郎さんに会って自宅で質問コーナーしたら衝撃の事実が発覚!?』と題した動画を投稿。これは現在公開中の映画『ONE PIECE STAMPEDE』に、ゲスト声優として本人役で出演を果たした彼らが、尾田の自宅を訪問して話を聞くという内容のもの。動画の中では、ワンピースの関連グッズが多くある尾田の自宅を訪れ、Fischer’sのメンバーが興奮する様や、尾田に対してメンバーが質問する様が収められている。

 質問の中では、作品に対するもののほか、自宅にATMが置かれているという噂について質問に、尾田が「そろそろあるって言いたいんですけど、ないですよ」と否定したり、足のサイズが26.5cmである事が発覚するなど、多くの事が明かされたが、その中でも注目を集めたのが、ONE PIECEの終了時期についての質問だ。

 メンバーの一人であるンダホが行ったストーリーはあと何年ぐらい続くのか、という質問に対して、尾田が「5年で終わりたいですね」と回答したのだ。

 この件について、ネット上では「働きすぎですよ」「集英社が終わらせてくれないんだろうなー」という尾田を気遣う声や、「まだ海賊王目指してるの」「アラフォーの私が学生の頃に連載始まった、もう漫画読むような歳じゃないし」と、すでに話が長くなり過ぎているのではないかという声、さらには、「こっちもハッキリ言って飽き飽きですよ」「そんなこと言わずにあと一年ぐらいでお願いできませんか」と、もう終わるべきではないかという声など、様々な意見が挙がっている状況となっている。

「ONE PIECEは、膨大な伏線が張られており、それらの風呂敷を広げっぱなしにせず、きちんと回収するというスタイルが有名です。現状あると言われているこれらの伏線や、ストーリーを自然に終わらせるためには、5年では厳しいのではないかという見方がありますね。

 とはいえ、この作品が長くなり過ぎてしまっているのも確かです。同じく国民的な漫画として、人気のあまり長編となった作品のドラゴンボールでは、作者である鳥山明さんがドラゴンボールに飽きてしまい、登場キャラに猛血虎(もうけっこ)と名付け、『ドラゴンボールはもう結構です』というメッセージを発したという話が有名となっています。同じように尾田さんがモチベーションを失くしてしまうような引き延ばしを行わず、思い通りに綺麗な形で作品を終わらせてあげて欲しいですね」(マンガ誌編集)

 はたして、本当に5年以内にONE PIECEは終わってしまうのだろうか。それはわからないが、これだけの作品を生み出した天才、尾田が望まないような引き延ばしによる冗長化、あるいは不完全燃焼での終了にならないよう、切に願うばかりである。

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