大泉洋『水曜どうでしょう』どんな番組だった? 復活で話題

編集部

 大泉洋らが出演した伝説のバラエティ番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)の新作が17年ぶりに完成し話題となっている。

『水曜どうでしょう』は、1996年10月にスタートし、2002年9月まで続いた番組である。北海道ローカルなながら、低予算を逆手に取った番組で高い人気を博し『水どう』『どうでしょう』の略称でも知られた。この番組の出世頭といえば大泉洋だろう。

「大泉洋といえば、現在は個性派俳優として活躍していますが、『水どう』出演時は、全国区ではほぼ無名の人物でした。大泉は北海道の大学を卒業後、地元で演劇活動を行っており、そこからローカルタレントとして知名度をあげてゆきます。深夜帯の放送にも関わらずローカルで20%近い視聴率を記録するオバケ番組として知られました」(芸能関係者)

 さらに大泉のほかにも、放送作家を兼務する鈴井貴之や、ロケ同行ディレクターも2人という、小規模な番組だった。90年代には『進め! 電波少年』(日本テレビ系)では、猿岩石ヒッチハイクをはじめとした海外ロケと、民生用のビデオカメラで撮影し、そのまま放送するスタイルが取られていた。機材の性能が向上し、こうした番組作りが可能になっていったといえるだろう。

「番組のコンセプトとして掲げられていたのは『低予算』『低姿勢』『低カロリー』でした。ゆるく続いていくことがモットーであり、実際にレギュラー番組終了後も、番組のコンセプトを維持してゆく『一生どうでしょうします』宣言もなされています。大泉はのちに31歳で本格的に東京進出を果たしますが、北海道にこうした居場所をキープできているのは本人としても支えになるのではないでしょうか」(前出・同)

 コアなファンも多いだけに復活を喜ぶ声は多そうだ。(文=相川ナロウ)

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