林家正蔵、年内解体を控える築地市場に感謝!

編集部
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  落語家・林家正蔵が3日、東京・築地で行われた「築地市場まつり」に出席した。

  長い間都民の食を支えてきた現在の築地市場は、11月7日に開場を控えた豊洲市場への移転に伴い解体され、中央卸売市場の機能を豊洲市場へと引継ぐことが決定している。

  同イベントも今回が最後となり、当日は築地写真展やクイズ大会、スタンプラリー、和太鼓の演奏などさまざまな催しが行われた。

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   正蔵は、こぶ平時代の1983年から1992年まで日本テレビほかで放送されていた朝の情報番組「ルンルンあさ6生情報」で、築地場内の旬の食材を紹介するコーナーを担当していた縁もあり、トークショーのゲストとして“いちばの妖精”のイッチーノとともに登場。

  当時、番組の取材のため、毎朝4時半入りで魚や野菜のレポートをしていたことを振り返り、「『ルンルンあさ6生情報』は初めて頂いたレギュラー番組でした。月曜日から金曜日まで、ほとんど毎日築地に通っていたので、場内の人には落語家を辞めて築地で働き始めたのではないか、と言われていました」とジョークを飛ばして笑わせた。

  そのうえで、「5年ほど通っていて、毎朝4時半入りでも、新鮮な季節の食べ物が美味しくて、築地に行くのが楽しくて、楽しくて仕方なかったです」と目を細めた。

  その後、正蔵は「目黒のさんま」や「芝浜」など市場が関係する落語を紹介し、落語の噺の中には一般庶民の食生活や市場が深く関係しており、市場と落語は切っても切れない仲であることをアピール。

  最後に築地市場に対して、「江戸、東京の文化を支えてきて、食の大切さを教えてくれてきたのが築地市場。市場は豊洲に移りますが、これからも市場とともに、色んなことを考えていきたいです」と感謝した。

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