佐々木朗希「プロでは微妙」ケガ多く、ハードな練習経験もなし?

編集部

 今秋のプロ野球ドラフト会議で最大の目玉と言われている岩手県立大船渡高校の佐々木朗希投手が高校日本代表に選ばれ、8月30日に開幕したU18ワールドカップに挑んでいる。

 佐々木といえば、今年4月の高校日本代表合宿で163キロを計測して一躍、その名を轟かせたが、今年7月の花巻東高校との岩手県大会決勝では投げすぎによる右肩、右肘の状態を考慮して登板を回避、大船渡高校が敗退したため甲子園出場とはならなかった。

 そんな佐々木だが、20年に1人ともいわれる並外れたポテンシャルからフィーバーが過熱の一途をたどっている。

 佐々木への凄さについてスポーツ紙デスクは「高校生で160キロのスピードボールを投げられる才能は超一流です。超高校級投手として名をはせた松坂大輔、田中将大、ダルビッシュ有らの高校時代よりも上のランクに位置すると評価されています。アメリカメジャーリーグへの強い希望を持っていないこともあって10月に開催されるドラフト会議では複数球団の競合が予想されています」と解説する。

 ところがここにきて、ポテンシャルの高さが評価される一方で、将来性を懸念する声も上がっているという。

「ケガが多く、プロのきびしい練習に耐えられるか、順調に成長をしていけるか疑問に感じているスカウトもいるようです。大船渡高校は甲子園常連校のトレーニングに比べると、ハードな練習が少ない。高校3年間という大事な時期に練習量を抑えて過ごしてきています。

 そのためプロに入れば体作りに、相当な時間が必要とみられていて1軍のローテーションに入るまでには3~5年くらいはかかるのではないかといわれています。また、ストレートの速さは申し分ないですが、チェンジアップやスライダー、フォークといった変化球の精度も、もう1ランク上げないと、プロの世界では通用しないとみられていますよ」(前出の同)

 持っている才能は誰もが疑う余地のないところ。あとは、その才能を開花させることができるのか。まだ17才ということもあって、これからどう化けるのか、はたまた尻すぼみになってしまうのか。大きな期待と注目が寄せられている。

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