長渕剛「俺は国民的スター」と勘違い!? 主演映画『太陽の家』小規模公開におかんむりか

編集部

 デビュー40周年を迎えるシンガーソングライターで俳優で詩人で画家で書道家の長渕剛が20年ぶりに主演を務める映画『太陽の家』。長らく告知されなかった配給会社が、ようやく決定したようだ。

「大手配給会社とは話がまとまらず、『リージェンツ』という中小規模の配給レーベルに決まったようです。これまで洋画専門でやってきた会社で、『太陽の家』の上映館数は予想以上に小規模になりそう」(記者)

 3月にクランクインし、4月にキャスト発表会が大々的に行われた同映画。公開日や配給会社が一向に告知されず、「本当に公開されるのか?」と長渕ファンを心配させていた。

 なお、長渕が演じるのは、やんちゃで人情味あふれる大工の棟梁・川崎信吾。広末涼子演じるシングルマザーとその息子のことが気になる川崎が、父親の愛情を知らない少年のために「俺が男にしてやる」とばかりに家を作る姿が描かれるという。ほかに飯島直子、瑛太らが出演。

「テーマは『愛と信念』だそうですが、要は大工版『GTO』といったところでしょう。一部週刊誌は、配給会社が決まらないのは長渕が過去に起こしたトラブルが原因だと報道。確かに、長渕は1989年の主演映画『ウォータームーン』で自分勝手な言動を繰り返し、工藤栄一監督が途中降板。99年の『英二』でも、親友だった黒土三男監督と対立し、その後疎遠となっています。ただ、今回、大手配給会社が乗らなかったのは、長渕の人間性よりも、ヒットの見込みがないと判断されたように思えます」(記者)

 配給会社は決まったものの、公開日は依然として「2020年全国公開!」と告知されるのみ。30日発売の「フライデー」(講談社)は、配給会社や公開日の発表が遅れている原因について、上映規模の小ささに長渕サイドが納得していないからだと報じている。

「長渕は、この映画が全国規模で大ヒットすると本気で思っているのかもしれません。せめて長渕主演ドラマ『とんぼ』(フジテレビ系)を彷彿とさせるヤクザ映画だったら話題になりそうですが、無名監督が撮った大工による人情ものをどれだけの人が求めているのか……」(記者)

 熱狂的ファンは多いものの、世間一般、特に役者としては全盛期を過ぎた印象が否めない長渕。しかし、本人は国民的スターとしての自覚がいまだに強いのかもしれない。

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