氷川きよしの34枚目シングル「大丈夫/最上の船頭」(日本コロムビア)が、オリコンの26日付デイリーシングルランキングで3位にランクインした。
驚くべきは、同シングルのリリース日が3月12日だということ。近頃容姿や、ショートパンツ姿で臨んだ始球式などが話題となっている氷川。これがセールスに繋がったのだろうか?
「今月27日に、ジャケット写真などが異なるD、E、Fタイプを追加リリースしたからです。これに伴い、再び各地でリリースイベントを開催。同じシングルを2度リリースする手法は、32枚目の『勝負の花道』でも行っている。オリコン集計上、発売日が異なっても売上記録は合算されるようです」(記者)
なお、3月にA、B、Cタイプを発売した際のオリコン週間ランキングの最高位は3位。初動3日間の売上は2万2,879枚だという。
氷川といえば、デビューシングル「箱根八里の半次郎」が67万枚を超える大ヒットを記録。その後、音楽業界の衰退と共に徐々に記録は落ち、昨年10月リリースの33枚目シングル「ゲゲゲの鬼太郎」はオリコン最高位21位に留まった。
「『ゲゲゲの鬼太郎』は先に配信でリリースしていたため仕方ないにせよ、ここ数年の売上の落ち込みぶりには危機感も。ショートパンツ姿での話題作りも、ファン離れに対する焦りの表れに見えます」(同)
24日放送のテレビ朝日系『朝だ!生です旅サラダ』でも、ショートパンツ姿で惜しげもなく美脚を披露していた氷川。新たに打ち出した“キャラ”で、新規ファンを獲得できるだろうか?