【岸博幸×じぶん銀行社長・臼井朋貴】特別対談。資産運用や老後2千万円問題を金融のプロが語る。

編集部

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──「PMI」を分かりやすく説明すると?

 岸PMI」っていうのは何かというと、英語で「Purchasing Manager’s Index」の略で、「購買担当者景気指数TM」と言います。これは、製造業やサービス業等の企業の購買担当者が色々な新規の発注等をどの程度しているかということを指数化したものです。
分かりやすく言えば、政府が発表するGDP等の経済の数字っていうのはどうしても発表が遅いのですが、「PMI」はそういう色々な企業の購買担当者の動向を聞き取り調査をしていることから、速報性が高いんです。要は、景気が今後どうなるかというのを読む際の先行指標になる数字です。だから実は、アメリカとかヨーロッパの市場関係者は「PMI」の数字を非常に重視していて、逆に言えばプロ向けの数字的な部分があるんです。
でもこの「PMI」をフォローすることによって、GDPとか遅く発表される数字よりも景気が今後どうなるかっていうのを早く掴むことができるという特徴があるので、投資の関係者は皆重要視している数字です。先ほど社長がおっしゃっていたようにこの指数をうまく一般の人がわかるように提供してもらえるようになれば、金融投資をする際には非常に大きな参考になるのは間違いないと思いますね。

──より一人ひとりが、投資含めた資産運用と向き合っていかなければならない時代になってきているということですね。

 臼井時代はなってきているというか、勝手に距離を遠くに置いてしまっているというのが僕はあるかなと思っていて、実はそんなに資産運用は難しいことではないと思っています。我々としては資産運用をより身近に感じてもらえるよう色々な努力や取り組みをしていかなければならないと思っております。

──預金から投資になってきているという話を深く伺ってもよろしいですか。

 臼井「貯蓄から投資」っていうのは、ずっと政府が叫んでいますけども、ほとんどなってきていないです。実態として、日本特有の「貯金しておけば安心」みたいな思想がどうしてもあって、株・外貨預金・FXというとちょっとこわいとか、損するのではないかとかもちろんそういうリスクはありますが、そんなに過度に警戒するようなものではないです。
今はネットで情報が得られますし、きちんと理解をしていれば適正な投資ができるでしょう。逆に言うと、銀行の立場で言うのもおかしいんですけど、定期預金だと本当に将来食べていけないぞっていう風に。将来的に「100年時代」と言われているだけあって寿命も延びていますし、投資をして資 産をつくっていかなければならないというその流れの一助になれればいいなというのがあります。
去年「au iDeCo」もつくられましたし、個人で自分が資産と向き合って投資していく。ちょっとずつその中で投資信託とかで慣れてもらうっていうのも大事でしょうし、その意味では「貯蓄から投資」という流れはまだまだだと思っているので、そこは加速できればいいなとは考えております。

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