22日、元「KAT-TUN」赤西仁の5周年の軌跡をたどる、初のDVDブック「JIN AKANISHI 5th ANNIVERSARY BEST LIVE DVD BOOK」が発売された。ボリュームたっぷりの内容で1,480円とお手頃価格なだけに、海外スターとしてセレブらしく振舞う赤西だが、実際の懐事情は厳しそうだ。
DVDブックは、自身のレーベル「Go Good Records」設立から 5周年という区切りを迎え、応援いるファンに日頃の感謝を込めて「THANK YOU」というタイトルが付けられている。
過去のライブ映像・全32曲と初公開の60分間のインタビュー映像を収録されたDVDと限定ステッカーがセットになった一冊。8ページにわたるライブ写真で綴るフォトブックレットも付属されている。
2010年にはKAT-TUNを脱退した赤西。もともと海外志向が強く、ソロ活動で全米デビューを果たすが、事務所との「方向性の違い」や女優・黒木メイサとの結婚を理由に2014年にはジャニーズ事務所を退所した。独立後は自身が主宰する「Go Good Records」を立ち上げ、アメリカ・アジアを中心に活動を行っている。
アジアを中心にソロ活動を始めてから5年、順調に海外のスター路線を確立しているだけに、今回のアルバムの値段が気になるファンも多いのではないだろうか。ネットではあまりの安さに「やっていけてんのかな？」「そもそもアーティストなの？」「儲けあるの？」「赤字じゃない？」と赤西を心配する声も挙がっている。
2015年には中国・北京で開催された「愛奇芸尖叫之夜」で日本人初となる「年度音楽賞」「アジア人気アーティスト賞」をダブル受賞し、“中国版Twitter”といわれている「ウェイボー」というSNSのフォロワー数は200万人を超える絶大な人気を誇っている。これほどの人気があればもう少し高価でも、購入するファンも少なくないだろうが、赤西主宰レーベルの経営が心配だ。
