問題児だらけ『ふぞろいの林檎たち』続編が作られない理由

編集部

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 23日放送の『爆報! THEフライデー』(TBS系)に、元俳優の水上功治が出演した。水上といえば『ふろぞいの林檎たち』(同)における、金持ちの御曹司で意地悪な大学の後輩である佐竹役を好演したことで知られる。

『ふろぞいの林檎たち』は四流大学に通う大学生たちと、その仲間が繰り広げる群像劇である。1983年にパート1が放送され、1985年放送のパート2では学校を卒業し社会に出た彼らがもがくさまが描かれた。1991年放送のパート3では、30歳を前にし家庭や仕事で問題を抱えながらも大人として成長してゆく姿が取り上げられた。水上は、シリーズ3では、柳沢慎吾演じる西寺実を、自身の会社の営業部長にむかえるも、会社が倒産してしまう重要な役柄を演じた。

 ただ、持ち前のやんちゃな性格がわざわいしてか、ドラマの打ち上げの席で「このシリーズは面白くなかった」と口にしてしまう。これが脚本家の山田太一を怒らせてしまったのか、1997年放送のパート4には呼ばれなかったという。

『ふぞろいの林檎たち』は、青春ドラマの名作であり、前回の放送から20年以上が経っている。自身の成長をドラマの登場人物たちに重ねる視聴者も多く、パート5の制作を望む声も多い。確かにパート1から30年近くを経て、50代なかばとなった彼らの姿を見てみたい思いもある。ただ、それは、あらゆる意味で絶望的といえるだろう。

「もっとも大きなネックとなっているのが春江役を演じた石原真理子ですね。お騒がせキャラとして知られ、居所がつかめないため、新作が作られるたびに『制作費の前に捜索費が必要』といったジョークも存在していました。さらには2006年に自伝本『ふぞろいな秘密』(双葉社)を発売しますが、そこではこれまで浮名を流した男性が実名で書かれ、ドラマの共演者である中井貴一や時任三郎の名前もありました。この暴露本出版で、続編の制作構想も立ち消えになったといわれていますね」(芸能関係者)

 それでも作品のコアなファンは多いだけに、あらゆる意味で「バラバラ」になってしまった出演者たちが再び集まり、わかりあえる日が来て欲しいものだ。(文=相川ナロウ)

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