23日放送の『ダウンタウンなう』（フジテレビ系）の、人気コーナー「本音でハシゴ酒」に、フジテレビの遠藤龍之介社長が登場した。ダウンタウンの松本人志が「社長が5時間半喋ってくれる」と、無茶振りからスタートした。
さらに、坂上忍がフジテレビのコネ入社についての質問をぶっ込まれると、遠藤社長は「そんなことあるはずじゃないですか」と笑って否定した。だが言わずもがな、遠藤社長の父親は『海と毒薬』『深い河』などで知られる小説家の遠藤周作である。いわば社長自身が著名人二世ともいえるだろう。
フジテレビはキー局の中でもとりわけ芸能人や著名人の二世が多い局といえる。遠藤社長のほかには誰がいるだろうか。
よく知られているところでは藤井弘輝アナウンサーがいる。父親はチェッカーズなどで活躍したミュージシャン、俳優の藤井フミヤである。永島優美アナは、サッカー日本代表でスポーツキャスターの永島昭浩を父に持つ。生田竜聖アナは俳優の生田斗真の実弟である。ただ、秋元優里アナと職場結婚をするも、彼女が番組プロデューサーとの“かぐや姫不倫”を報じられ、泥沼の離婚劇を繰り広げた人物としての方が知名度が高いだろう
アナウンサーばかりではなく一般職でも、俳優の宇津井健の長男もフジテレビ社員である。遊び人として知られ、とんねるずや古舘伊知郎などとも親交がある。同じく俳優の陣内孝則の長男もフジテレビでテレビディレクターを務めている。陣内は『君の瞳をタイホする!』『愛しあってるかい!』などバブル真っ盛りの80年代末のフジテレビのトレンディドラマで活躍した人物である。
やはり、フジテレビへの貢献者の二世が有利なのかもしれない。（文＝相川ナロウ）
