山田孝之が“アダルトビデオの帝王”こと村西とおるを演じるNetflix制作ドラマ『全裸監督』。今月8日の配信開始以来、有吉弘行や氣志團・綾小路翔といった著名人をはじめ、多くの視聴者がSNSで絶賛しているが、そんな空気が変わりつつあるという。

「19日に、一部ネットメディアの取材により、物語のキーパーソンである黒木香さんにNetflixが許諾を取っていないことが発覚。ドラマでは『黒木香』とそのままの人物名で黒木さんのバックボーンや私生活が描かれている。引退後の女優のプライバシーはデリケートな問題だけに、Netflixへの批判の声が高まっています」(記者)

 黒木は引退後の2004年、消息記事やアダルトビデオ作品の再販がプライバシーおよび肖像権の侵害に当たるとして、講談社、小学館、光文社など出版社5社と、DVD販売会社を提訴。この民事訴訟は何年も続いた。

 黒木が女優時代の私生活や引退後について報じられることに敏感なのは明らかなだけに、ネット上では「Netflixって最低」「黒木さんの気持ちは無視かよ」「もう普通の気持ちでは見られない」「勝手に自分の人生がドラマ化されるなんて、怖すぎ」といった声が殺到。しかし、Netflix側は原作である本橋信宏氏の著書『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)を映像化しただけと主張している。

 そんななか、自身のTwitterで『全裸監督』の感想をたびたび綴っていた漫画家の田中圭一氏が20日、「(前略)絶賛しているヤツは女性の敵みたいな流れに。なんだかなぁ。作品がどう作られたかは知らんし、絶賛した人はミソジニーみたいなレッテル貼るのやめて。」(原文ママ)と投稿。なお、「ミソジニー」とは女性蔑視を意味する英語「misogyny」のこと。

「国内だけでなく、海外の賞も狙えるのではとファンが沸いていただけに、このグレーな状況は非常にもったいない。今後の展開次第では、突然、配信停止になる可能性もありそう」(同)

 ここにきて特大の味噌がついてしまった『全裸監督』。出来がいいだけに残念だ。

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