いまだ騒動の火がくすぶっている「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏と、マツコ・デラックスの「気持ち悪い発言」問題。
今週月曜には立花氏がTOKYO MXで「出待ち」をし、マツコがいかに卑怯か、MXがいかに公共の電波を乱用しているのかを熱弁した。
一連の立花氏の行動に「やりすぎ」「暴力的」「政策だけやってほしい」と批判的な意見が多いのも事実ではあるが、「主張そのものは正しい」「言いっぱなしのマツコが元凶」と、行動支持というよりはマツコやMXの対応に疑問を投げかける意見も少なくない。
小林よしのり、野口健、高須克弥などは立花氏を批判したが、そうではない主張をする著名人もいるのが事実だ。
弁護士の紀藤正樹氏は「公党の党首ですので、番組で発言させればよいのでは。その方が視聴率も上がるでしょうし、そもそも、ボタンの掛け違いがある」とし、まずは立花氏を出演させることが、MXにとってトラブルを起こさない方法ではないか、と一部取材で主張している。
「立花氏の言葉や行動に賛否があるのは当然で、批判されるのもまた当然。党の支持にも影響はあるでしょうが、立花氏もそれは承知の上なのかもしれません。
これまでいくつかの討論番組に出た立花氏ですが、そのディベート力はかなり強烈で、多くの芸能人コメンテーターや有識者を論破しています。かつての橋下徹さんを思い起こすほどです。
マツコさんがまずい発言をしてしまったのはある意味事実ですし、討論をして白黒つければいいのでは、というのも現実です。ただ、討論をしたら100%負けるでしょう。だからこそ出演させないという部分もあるのでは」(記者)
直接対決、それしか解決の道はないのかも。