日向坂46・柿崎芽実、発煙筒事件に続きストーカー被害で引退表明 握手会の是非を巡る論争に運営はジレンマ?

編集部

 今年6月に卒業することを発表した、アイドルグループ・日向坂46の柿崎芽実が、11日に開催された握手会の終了後にファンへ向けて最後の挨拶。ストーカー被害に遭っていたことや芸能界からの引退を明かし、ファンに衝撃を与えた。

 柿崎は、姉グループ・欅坂462軍的な立ち位置だった『けやき坂46』の1期生としてデビュー。20176月に行われた握手会では、欅坂46の平手友梨奈と担当したブースにおいて、刃物を所持した男性から発煙筒を投げ込まれる被害に遭っただけに、メンタルを心配する声が寄せられている。

「柿崎は卒業発表時のブログにおいて、『4月頃から心と身体のバランスがうまく取れない』と報告。今年5月には、乃木坂46、欅坂46、日向坂46の坂道3グループの公式サイト上に、『一部のファンの方による、メンバーやそのご家族の居住エリアでのストーカー行為』を注意喚起するメッセージが同時掲載されたため、被害に遭っているのは柿崎なのではないかと憶測する声が広まりました。まさにその通りの結果となったことでショックを受けたファンからは、ストーカーに対してだけでなく、5月の段階で『一部の方の目に余る行為により、警戒を強化せざるを得ない事態です』とアナウンスしつつ、引退させることになってしまった運営に対しても怒りの声が寄せられているようです」(芸能関係者)

 秋元康プロデュース・グループに話を拡大すれば、145月には、AKB48の握手会で入山杏奈と川栄李奈、スタッフ1名がのこぎりを持った男性に襲撃&負傷させられる事件が起こっただけに、ファンとの距離感が物理的にも心理的にも近くなる握手会を廃止すべき、との意見が高まっている。

「柿崎の場合、グループ内で屈指のぶりっ子キャラで知られるだけに、握手会において釣られたファンが勘違いしてストーカー化してしまった可能性は否めません。そういった点も含め、握手会撤廃論が盛り上がりをみせているのですが、運営としてもその方がリスクを劇的に減らすことができるでしょう。ただ、CDの特典から握手券を引いてしまえば売り上げが激減し、普段のセキュリティー費用を捻出できなくなる恐れがありますから、そのジレンマに悩まされているのではないでしょうか」(同)

 柿崎の卒業発表と同時期に、体調不良により活動休止をアナウンスした2期生の濱岸ひよりに対しても、同じ被害に遭っているのではないかと危惧する声が広まっているだけに、運営には早急に改善を期待したいところだ。

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