浜崎あゆみ暴露本、企画は「安室奈美恵引退」に対抗か
編集部
JET」が空を飛ぶなど、世間を賑わす話題は尽きなかった。 「昨年のあゆは今よりかなり太っていましたし、安室ちゃんフィーバーのせいで、どうしてもあゆには落ち目感が目立ってしまった。あゆはせっかくの20周年だというのに、話題を安室にかっさらわれてしまったんです」(同) 『M 愛すべき人がいて』の印象的なシーンに、松浦氏が現在の浜崎に「あゆ、これからも変わらず歌えよ、な」「あゆには、歌うことしかできないから」と歌手活動の継続を促す場面がある。浜崎はこれに、「あゆね……今だから歌える歌を、届けていきたい。いろんな経験をしてきた今だからこそ、歌える歌があると思っているから」などと、歌い続ける理由を語っている。 「あゆが同書で伝えたいのは、あゆのサクセスストーリーや恋の話ではなく、“引退しない理由”なんだと思います。『こんなにも愛したマサが歌えって言うから』という“言い訳本”と解釈すると、安室引退の年に企画した本として納得がいきます」(同) 「あゆの本心が知れてよかった」「曲の世界観が壊された」などと賛否両論を巻き起こしている『M 愛すべき人がいて』。自伝的小説や暴露本ではなく、安室引退に対抗した“言い訳本”と捉えると、出版したタイミングに合点がいくようだ。