津田大介氏「皇室侮辱?」昭和天皇写真焼却に「2代前だし、歴史上の人物かなみたいな」とニヤニヤ

編集部

 従軍慰安婦や昭和天皇をモチーフにした作品に抗議が殺到した国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』。芸術監督を務めるジャーナリスト・津田大介氏の過去の発言がネットで拡散され、炎上している。

 同芸術祭内の企画展「表現の不自由展・その後」で特に批判を浴びたのが、「平和の少女像」と「焼かれるべき絵」。後者は、昭和天皇の図像を引用した版画を部分的に焼いた作品のほか、その版画を焼いて灰にするまでの過程を撮影した映像作品も展示されていたという。

 そんな騒動の約4カ月前となる4月8日、津田氏は同芸術祭の“企画アドバイザー”を務める批評家・東浩紀氏と共に、ネット対談番組「あいちトリエンナーレ2019が始まってもないのに話題沸騰してるけどその裏側を語る…」(ニコニコ生放送)に出演。

 企画展について、津田氏は「公立美術館で撤去されたものを、『表現の不自由展』という展覧会を持ってくる体にして全部展示してやろうという、そういう企画で」と説明したほか、「おそらくみんな全然気づいてないけど、これが一番やばい企画なんですよ。おそらく、政治的に」と興奮気味に発言。

 東氏が「天皇が燃えたりするんですか?」と問題の作品について話を振ると、津田氏は「天皇というのがひとつタブーになってて、撤去されるという事例があって。それが広く知られているので、この展覧会でもモチーフになる可能性があります」「令和、いまだからこそ違った意味を感じ取れるとも思う」と説明。

 これに、東氏が「新しい元号ですごく前向きな気持ちになってるときに、税金でそういう展覧会やるのはどうですかねえ?」とわざとらしく怪訝な表情を浮かべると、津田氏は「でも(昭和天皇は)2代前ですから。2代前になると人々の記憶もなんか、あんま。2代前だし、歴史上の人物かな、みたいな」とニヤニヤしながら持論を述べている。

 あまりにも軽いトーンの2人に、ネット上では「許せません」「確信犯じゃん」「2人の悪ふざけ動画」「悲しみと怒りしか感じませんね」「表現の自由を装った侮辱行為」と不快感を露わにしているほか、ジャーナリストの有本香氏は「大村知事(あいちトリエンナーレ実行委員会会長)と津田大介芸術監督の国会参考人招致を強く希望します」と投稿している。

“悪ふざけ”と捉えられてもおかしくない態度で問題の展示について話す津田氏と東氏。企画展は中止となったが、騒動が治まるのはまだ先の話のようだ。

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