8月3日に東京・お台場の青海エリアで行われたアイドルの祭典、TOKYO IDLE FESTIVAL(以下TIF)にNTG48が出演した。今年1月の騒動以来NGT48が外部イベントに出演するのは初ということで注目が集まり、観客の数は日刊スポーツによると4000人、スポーツ報知によると2000人。その数には差があるものの大きな注目を集めていることが分かった。
「混乱を避けるためでしょうか、NGT48の出演が発表されたのは出演日の2日前、1日のことでした。それでもやはり注目度は高く、各紙がこぞって盛況を報じました。しかし実際のところ、現地は空席が多くガラガラ。その様子はイベントに参加したアイドルファンのSNSでも拡散され、提灯記事だったことも明らかになってしまいました。そもそも会場キャパが2000人オーバーがやっととなんですけどね。再始動ということでご祝儀的な書き方をしたのかもしれません」(アイドル誌ライター)
さらに現地にいたファンのSNSより、気になる事実が報告された。なんとイベント会場に山口真帆暴行事件の加害者集団が現れたというのである。これにはNTG48のファンはもとより他のアイドルファンも騒然。「犯人グループは出禁にできなかったの?」や「またトラブルになったらどうするの」、「メンバーが何人もいなくなってるのに犯人が来るなんて」などと批判が相次いだ。
「元々山口事件の加害者集団はNGT48ファンの間では有名でしたが、事件以降は顔写真がネットで拡散されて多くの人に周知されるようになりました。とはいえTIFのようなフェスではアイドルに興味がないアルバイトスタッフが多いため、対応することができなかったのでしょう。
加害者集団が来ていることがわかると現地でも情報が拡散し、他のアイドルグループのファンからも自分の推しグループを心配する声が上がり、ちょっとしたパニックになっていました。今後は様々なアイドルが参加するような大きなフェスでも、なんらかの対応をした方が良いかもしれませんね」(同)
幸い今回のTIFでは事件は起こらなかったが、禍根が断たれたわけではない。事件の余波はまだまだ続きそうである。