ポスト・イモトアヤコとして最も注目されている女性タレントといえば、6月に放送された『陸海空 こんなところでヤバいバル』(テレビ朝日系)の、〈井上咲楽の虫の力だけで3泊4日 伊豆大島を歩いて一周 ヤバいいね!の旅〉に出演した井上咲楽(19)である。
極太のぼさぼさに逆立った眉毛がトレードマークのあの子――といえば、ピンとくる人も多いのではないだろうか。
「『陸海空』では、ロケで虫を食べまくるという衝撃的な姿が話題を呼びましたが、彼女は女芸人ではなく、15年の『第40回ホリプロスカウトキャラバン』がキッカケにデビューをつかんだホリプロ所属タレント。といっても、一人漫才やMrビーンの物マネを披露して審査員に強烈なインパクトを残してのことですから。当初から、バラエティ番組での活動を目指していたのでしょう。
デビューからは非常に順調で、極太眉毛という分かりやすい特徴と、しっかりと自分の意見や考えが言える頭の良さとタレント性から、すぐに『ワイドナショー』(フジテレビ系)に“ワイドナ現役高校生”として出演を果たし、『おはスタ』(テレビ東京)の“おはガール”にも指名されるなど、急速に露出を増やしました」(放送作家)
だが大ブレイクとまでいかないのは、その特徴的すぎるキャラクターやパフォーマンスが、視聴者の好き嫌いが大きく分かれるタイプのものだからだろう。
「いかにもキャラ立ちを狙った、おでこを丸出しにして目立たせた極太眉毛は、確かにインパクト大ですが、さすがにあざとい。彼女は、その眉毛を、お手入れしたことがないと言っていますが、いくらなんでもそんなはずはない。
番組内でビキニショットを披露して、意外にもエロいボディをしていることが注目されましたが、わきの下やビキニラインのムダ毛処理はほぼ完ぺき。なのに眉毛には触ったことがないというのは、どう考えても不自然。むしろ、わざと逆立てるようにしてテレビに出ていますからね」(テレビ雑誌記者)