吉本興業はEXILEを手本にすべき! マフィア的家族志向に足りないのはHIRO的存在か

編集部

 2011年に暴力団関係者との交際を理由に芸能界を引退した島田紳助氏が、25日発売の「週刊新潮」(新潮社)のロングインタビューに登場。吉本興業のお家騒動に対し、思いを語った。

「紳助氏は、吉本興業と芸人の関係を語るなかで、『家族』や『親子』を連発。吉本幹部と宮迫は親子だから、喧嘩しても絶対に仲直りできるなどと述べています。紳助氏に限らず、ベテラン芸人らが口を揃えるこの“家族の絆”論こそが、吉本をここまで最悪なブラック企業に育て上げてしまった原因といえそう」(記者)

 紳助氏は、インタビューのなかで「(会長の)大崎さんや(社長の)岡本さんにとって、二人(※編注:宮迫博之と田村亮)は我が子のようなもん」「会社が親、芸人は子」「家族のあいだに弁護士が入ったらあかん」「契約書を交わさないのも、そこに家族的な信頼関係があればこその話。権利的に曖昧なのは仕方ないことや」「いい親子関係に戻ってほしい」などと語っている。

 紳助氏といえば、自身の引退会見でも、ヘキサゴンファミリーのタレントを「子ども」と呼び、上地雄輔について「父ちゃん、父ちゃんと泣いてくれた。お父ちゃんは引退しても、子どもたちの成長見守るからと話した」と涙ながらに語っていた。

「吉本興業の岡本社長は、会見で『ファミリー』と発言し、芸人から『家族とは思っていない』と反論されてしまった。もし、このマフィア志向を貫きたいのであれば、EXILEが所属するLDHを目指すべきでは。HIRO率いるLDHは、表向きは“仲間”だ“絆”だと言っていますが、契約などビジネス的な部分は現代的でしっかりしていますから」(同)

 家族にこだわる吉本が、LDHの経営を手本にするのはありかもしれない。ネックは、吉本幹部にHIROのような慕われる存在がいないことだろうか……。

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