「移籍したらお仕事できへん」ナイナイ岡村、宮迫問題で本音を吐露

編集部

 18日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)において、雨上がり決死隊宮迫博之の進退報道について語られた。この時点では、吉本興業からの正式発表はなされておらず、当日中に行われるといわれた記者会見も行われないままだった。岡村は「正直なところ何もわからない」「ふわふわした情報しかないのでふわふわしたことしか言えない」と戸惑っている様子だった。

 この日の放送で岡村は、サッカーチームのようにお笑い芸人も自由に移籍ができたらどうかいった話を行った。さらにプロスポーツ選手のように、数年ごとの契約更新と出来高制の導入などにも言及した。ただ、こうした風通しの良い制度を実現するのは難しいといえるだろう。

 岡村は「冗談でもナベプロ行きたいなとかいいますけど、行けないですし、大阪にいてお笑い好きで吉本に入るもんやと思ってましたから。入った時に上の方に『イヤやったらやめていいって』言われましたけど、まだまだこの業界にわかんらんこと、暗黙のルールがいっぱいあるんで」と言葉を選びながら話しはじめた。

 さらに「私はもう吉本をやめることもないですし、移籍もできないというか、やろうと思ったらできるんですけど、お仕事できんようになりますので」と本音をのぞかせた。

 吉本興業に限らず、大手事務所から非円満な形で移籍や独立をした場合は、その後は仕事を干されるのが通例である。ジャニーズ事務所から独立した元SMAPの「新しい地図」メンバーへの圧力報道や、太田プロから独立した爆笑問題の不遇時代エピソードなどはよく知られているだろう。

 吉本興業にも独立したタレントは2年間活動ができない「2年縛りルール」があるといった情報もネット上では飛び交っている。実際、テレビに出ている人間がコロコロと事務所を移ることはまずないだけに、岡村は重い本音を語ったといえるだろう。(文=相川ナロウ)

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