宮迫博之「構成作家」「俳優」に転身か

編集部

 闇営業問題で謹慎していた雨上がり決死隊の宮迫博之が、所属の吉本興業はマネジメント契約の解消を発表した。宮迫は、新たな反社会勢力との「ギャラ飲み」写真が『FRIDAY』(講談社)に報じられ、昨日夕方から本人が引退会見を開くではといわれてきた。今後記者会見などの予定はないという。

 今回の処分はあくまでも吉本とのマネジメント契約解消であり、宮迫自身が芸能界を引退するかは定かになっていない。ただ社会への影響力を考えた場合、他事務所への移籍やフリーランスでの芸能活動にも支障が出ると見られ、メインとなるテレビでの仕事が行える可能性は絶望的といえるだろう。ただ、表には出なくとも裏方として活躍する可能性はある。

「『M-1グランプリ』で審査員を務めたことからもわかるとおり、雨上がり決死隊のネタ作り担当のメインは宮迫です。さらに宮迫は吉本興業の若手芸人で結成された『吉本印天然素材』(通称てんそ)のリーダー的な存在であり、コント作りを主導したほか、テレビ番組の企画会議に構成作家として参加していた経験もあります。表に立つばかりではなく裏方の構成作家としても活躍できる頭脳派の側面があるといえるでしょう」(芸能関係者)

 さらに作家的要素と別に、宮迫が才能を発揮している分野がある。

「宮迫はお笑い芸人とともに、俳優としても活躍しています。やはりテレビドラマなどは厳しいでしょうが、Vシネマをはじめとする低予算のインディーズ系映画ならば出演は可能です。そうした分野で俳優としての道を模索するのもひとつの手段といえるかもしれません。彼には乱暴者といったイメージもありますが、性格俳優ならばその要素もうまく活かせるでしょう」(前出・同)

 このまま芸能界を完全引退となってしまうには、あまりにも惜しい人材であるのは確かだろう。(文=相川ナロウ)

宮迫博之「構成作家」「俳優」に転身かのページです。エンタMEGAは、エンタメ社会・事件の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!