東大生クイズ王の次は“カレー王”!新たなタレント出現でキャラ付け飽和状態?

編集部

 これだけテレビで「メンサ会員」を見かけると、希少価値イメージが薄れないか心配だ。

 18日の日本テレビ「スッキリ」内のコーナー「スッキリTOUCH」で、“印度カリー子”なる東大生が登場。毎日インドカレーを自炊しているという彼女は番組内で、現在流行中のスパイスカレーの名店や家庭で簡単に作れる本格スパイスカレーのレシピを紹介した。近年「クイズ王」として伊沢拓司や水上颯といった東大生タレントがテレビで活躍しているが、今度はカレーという新たな“キャラ付け”で東大生が売り出されることになりそうだ。

 印度カリー子は自身のブログによれば、現在22歳の現役女子大生で、東京大学大学院で香辛料の研究をしているスパイス料理研究家だとしている。インドカレーに魅了され、2016年から日本の食卓にインドカレーを普及させるべく活動を続けている。さらに東大生の紹介でおなじみとなりつつある高IQ集団「JAPAN MENSA」会員でもあるという。

 東大生はここ数年、テレビで頻繁に見かけるようになった。伊沢や水上といった高校生クイズで活躍した実績あるメンバーを筆頭に、TBS「東大王」やテレビ朝日「Qさま!!」などの「頭のいい東大生」であることを明確に伝えやすい“クイズ”という形式でその実力を見せつけている姿を見たことのある人も多いだろう。

 東大卒の芸能人といえば、俳優の香川照之や菊川怜、予備校講師の林修などがよく知られている。さらに元NHKアナウンサーの草野仁に至っては、文学部社会学科を首席した秀才中の秀才だ。そんな彼・彼女らも、林は「今でしょ!」のフレーズでブレイクしテレビに出ずっぱりの生活に。草野も近年は東大卒・元アナウンサーという経歴だけでなく、趣味のウエイトトレーニングで鍛えた身体が話題に上ることも少なくない。やはり「東大卒」の経歴だけではインパクトに欠けるのだろうか。

 今回の“カレー”という“味付け”は、東大生タレントの売り出し方でクイズが食傷気味になってしまい「クイズに飽きたらカレーもね」ということなのだろうか。当の本人は本気で取り組んでいることは間違いないだろうが、「東大卒」という肩書きだけでは注目されないためにプラスアルファを求められるタレントたちも大変だ。

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