『24時間テレビ』マラソン、3年連続の変則企画はネタ切れサイン?

編集部

『24時間テレビ:愛は地球を救う』(日本テレビ系)のチャリティマラソン企画が今年は、4人のメンバーがフルマラソンの距離を走る駅伝方式となることがわかった。14日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(同)内で発表されたもので、うち2人はガンバレルーヤよしこと、いとうあさこが務める。

 気になるのは、マラソン企画において変則的な企画が続いている点であろう。

 2017年は直前までランナーが発表されず、ブレーク中だったブルゾンちえみだと発表された。ただブルゾンは、中学校から大学まで陸上競技を続け、種目は長距離とピッタリの人選であった。さらに事前にトレーニングが重ねており、ブルゾンの体が引き締まっており、おそらく彼女だろうと誰もが思っておりインパクトに欠く展開となってしまった。

 2018年はANZEN漫才のみやぞんが、水泳1.55キロ、バイク(自転車)60キロ、マラソン100キロのトライアスロン形式に挑戦。水泳のスタートを、番組放送開始より早い土曜の正午に設定し30時間の挑戦で、見事走りきった。みやぞんも元高校球児のアスリートキャラであり、体力的な不安要素はまったくなかった。

 そして今年の駅伝方式と3年連続で、単なるマラソン企画にとどまらない変則的な企画が放送されることになる。この背景には何があるのだろうか。

「やはり、マラソン競技が飽きられているといえるでしょう。2009年にイモトアヤコは、フルマラソンの3倍の距離にあたる126.585キロを完走しました。旬の若手で体力のある人間は100キロ程度なら完走できてしまうことが視聴者にわかっているので、番組制作側としては何とか工夫したいところなのかもしれません。一方で、高齢者の挑戦となるとこれまでの萩本欽一、徳光和夫と同クラスのブッキングが必要であり、健康管理も求められるため難しいのでしょう」(芸能関係者)

 ネット上でも「もう走る人いないのでは」「『24時間テレビ』自体オワコン」といった声もある。果たしてどういった演出がなされるのか気になるところではあろう。(文=相川ナロウ)

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