“家族葬”の意味知ってる?ジャニー氏告別式に貸切バスで“突撃”呼びかけに批判殺到

編集部

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 過激な“出待ち”は推しに嫌われる危険性も高いと思うのだが。

 今月9日に亡くなったジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川の告別式に合わせて、貸切バスに乗って会場周辺を訪れる“バスツアー”がTwitter上で計画されていたことが、ネットで大きな話題となっている。「12日に親族や事務所所属者のみの“家族葬”で行う」と発表されていた告別式だが、参加タレントを“出待ち”するかのような“迷惑ファン”を募る主催者の行動に、当然のごとく批判コメントが集中した。

 問題のツイートは11日、貸切バスで自身を含めて「25人が現地へ向かう予定」だと明かしたうえで「あと5人一緒に行かれる方いますか?」と同行者を募集する内容で投稿された。そのわずか5分後には「残り4人です!」と、枠が一人埋まったことをアピールするかのようなツイートを続けている。さらにDMで「迷惑になるから中止するように」と主催者に意見した人によれば、「70人近く集まった」として「行かないという選択肢はありません!」と決行を強調していたという。

 しかし家族葬に参加できないファンや業界関係者などに対してのお別れの場も「今後用意する予定」と事務所が明かしているだけに、この“突撃”はただの迷惑行為である。6月にジャニー氏の入院が明かされた際にも、入院先の病院を特定した一部ファンが見舞いに来るタレント目当てで“出待ち”していることがネットで報じられた。
 2012年にも、生前ジャニーズと親交の深かった女優・森光子の葬儀で、ジャニーズタレントの応援グッズ“うちわ”を掲げるファンが現れた “前科”もある。さらに今年5月には、ジャニーズ事務所は「公共交通機関利用マナーに関するお願い」と題して、熱狂的なファンの“迷惑行為”を問題視していることを明言。「Hey! Say! JUMP」の全国ツアーを中止する事態にまで発展するなど、熱狂的かつ悪質なファンの存在はたびたび物議を醸している。

 今回の騒動がネット上で拡散されると、「非常識にもほどがある」「同じジャニオタとして恥ずかしい」など計画を批判する声が殺到。「ジャニオタじゃなくて愉快犯だと信じたい・・・」と、ジャニーズファンに“なりすました”愉快犯の仕業と見る意見も見られた。

 “突撃”を呼びかける投稿を行ったアカウントは現在削除されており、「“70人”が実際に現地を訪れた」という目撃報告も挙がってはいない。今回の騒動がファンによる行為だったのかは明らかになっていないが、今後もいっそう良識ある行動が求められることは間違いないだろう。

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