大相撲輪島「大麻疑惑」の真相は……「時代」と「状況」の問題?

編集部
「“時代”による部分はあるんじゃないかと思いますよね。輪島さんが現役だった時代は、タニマチに今でいうところの反社会勢力の人たちがそれなりに多くいましたから。また当時は、こうしたスポーツ界に限らず、芸能界などにこうした事件は多く起こっていました。

 また、輪島さんの現役時代である1978年には、昭和の名優として名高い勝新太郎さんも、アヘンの不法所持で書類送検されています。このアヘンもイランの貴族から送られたとされていましたから、輪島さんのケースと似た部分があるといえるんじゃないでしょうか。

 勝さんはその後も芸能活動を続けられていましたし、そういった意味でも、大らかな時代だったということでしょう。ドラマや映画におけるタバコの表現などですら厳しくなっている現代とは感覚が違った部分はあるんじゃないかなと。

 まあ、2008年に力士の大麻問題が起こった際、輪島さんは言及してたこともありますし、これが事実かどうかは確かめようがない事ではあるですが……」(スポーツ誌ライター)

 果たして、輪島の大麻疑惑は事実なのか、あるいは――。それを確かめるすべは輪島が亡くなった今となっては存在しないが、破天荒なキャラクターが人気を集めた輪島だからこそ、真実味を帯びるエピソードであることは確かだろう。

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