大相撲輪島「大麻疑惑」の真相は……「時代」と「状況」の問題?

編集部

 14回の幕内優勝を果たし、『黄金の左』とも呼ばれて親しまれた昭和の大横綱である輪島大士。惜しまれながらも昨年10月に咽頭がんで亡くなった輪島に、とある疑惑が噴出し話題を集めているという。

 そのきっかけとなったのは、「週刊新潮」(新潮社)に掲載された記事。これは今月3日に出版された『真・輪島伝 番外の人』(廣済堂)の執筆者であるノンフィクションライター・武田頼政に取材を行い、その内容をかいつまんで説明するという内容だ。こうした記事自体はよくあるものと言えるが、その中で紹介されたエピソードに注目が集まっているのである。

 それは、本書の中の語り部であり、輪島の元妻である中島五月氏が明かしたもので、輪島が大麻を所持していたという疑惑だ。

 とある場所中に宿舎に帰ってきた輪島のワイシャツを中島があらためると、胸から小さなビニール袋の中に、葉の破片のようなものが入ったものを発見し、輪島に問いただしたところ、一瞬バツの悪そうな症状を見せたものの、無視して布団をかぶってしまったという。これはタニマチである実業家の交際相手からもらったようだと本書の中ではされているが、常習者ではなかったようだとも中島は語っている。

 この大横綱の死後に発表された疑惑について、ネット上では「なんで今更?」「ペラペラしゃべる元妻ね」「本当のことは死んだ本人しか分からない」と、本人が亡くなった後にこうした疑惑を暴露したことについて疑問を呈する声が多い。

 また、「パッと見てこれは大麻だ! って分かるもの?」「大麻をみて『大麻だ』とすぐ気付く奥さんにびっくりだ……」と、中島が胸ポケットに入っていたものをみて、大麻だとすぐ気付くのはおかしいのではないかという声も挙がっている。

大相撲輪島「大麻疑惑」の真相は……「時代」と「状況」の問題?のページです。エンタMEGAは、スポーツ社会・事件の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!