田代まさしNHKで大暴走! 「きれいにしゃべるほうが怪しい」

編集部

 もともとダジャレの帝王として知られながらも、覚せい剤取締法違反などの数々の逮捕で表舞台から姿を消した元タレント、田代まさし。田代は、元野球選手である清原和博の逮捕の際などに、ニュース番組でコメントを発表するなどはあったものの、バラエティ番組などからは事実上出禁の状態にあった。しかし、そんな田代がとある番組に起用され、話題を集めている。

 田代は、7月4日に放送されたNHK Eテレのバラエティ番組『バリバラ』に出演。この日の同番組のテーマは「薬物依存症 教えて★マーシー先生」というテーマで、薬物依存症について特集した。

 この中で田代は、登場するやいなや「ピエール淳之介です」と、最近コカインで逮捕されたタレントのピエール瀧と、大麻で逮捕された元アイドルの田口淳之介の名前を合わせたキワキワのギャグを炸裂。その後、7年間に及んだ服役生活で、刑務所の中ではテレビの内容で事が行われていることや、「俺のところで(覚せい剤)を買ったら絶対捕まらないから」と覚せい剤の購入を持ち掛けられたことを明かした。

 さらに、「(刑務所から出た当初は覚せい剤をやめようと)最初は思うんだよ。でも、クスリの魔力が勝ってしまうから、また使って罰せられる」と、薬物に依存してしまう再逮捕につながってしまう流れを告白。「使えないじゃなくて、使わないにならないとダメなんだよ」と、依存症から抜け出すためには、自分の意思で使わないようにすることが重要であると意見を述べた。
 また、自身のろれつが回っていないことについて出演者から指摘されると、「ろれつ回ってなかったり。手が震えてて大丈夫ですか? ってよく聞かれるんです。使ってるときはぴたっとそれが止まるんです(中略)きれいにしゃべっている方が怪しいです」と述べ、経験者しかわからないトリビアを披露した。

 このある意味衝撃の出演について、ネット上では「面白いけど危険すぎる!」「ろれつ回ってなかったり、手が震えてたりするけど、笑いのセンスはやっぱり凄い」「話術が達者で上手いコト喋るなー」という声が多数。中には「笑えない」「NHKに出演できるのはどうなの」というような批判の声もあるが、ただのバラエティではなく、薬物依存というテーマについて語り部として出演した田代に好感を抱いている人が多く見受けられる。

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