本家より気になる?昨夏の“甲子園BIG4”集結のフレッシュオールスターは要注目!

編集部

 若手の“一番星”を決める一戦だ。

 日本野球機構は10日、一軍の「マイナビオールスターゲーム」に先立って行われる二軍の「フレッシュオールスターゲーム」のスターティングメンバーを発表した。指名打者を含む両軍20選手のうち、実に14選手がルーキーというフレッシュな顔ぶれだ。去年、夏の甲子園を沸かせドラフト1位でプロ入りした吉田・根尾・藤原・小園の“BIG4”も揃ってスタメン出場するなど、本家オールスターに並ぶほどに注目度の高い選出となった。

 11日に楽天生命パーク宮城で行われるフレッシュオールスター。そのスタメンにはルーキーが14名選出され、“BIG4”を含む6名の選手が、高校球児として昨夏甲子園に出場したメンバーとなった。中でも注目は、金足農業のエースとして秋田県勢103年ぶりの決勝に進出し“金農旋風”を巻き起こした、日本ハム・吉田輝星だろう。イースタン選抜の先発投手に抜擢された吉田は、6月に一軍初登板初勝利を飾るなど既に“上の舞台”で結果を残しており、世代でも一歩抜けた存在だ。

 その吉田を決勝で下し、大阪桐蔭の“甲子園春夏連覇”を達成した中日・根尾昂とロッテ・藤原恭大も、根尾はウエスタンの3番ショート、藤原はイースタンの1番センターに指名された。さらには報徳学園でベスト8に進出した広島・小園海斗も1番サードでウエスタンの切込隊長として出場する。“BIG4”揃い踏みの“夢の共演”で、去年の夏の熱い盛り上がりが仙台の地で再現される。

 さらに両軍の4番には、大卒ルーキーのオリックス・中川とヤクルト・中山が座る。どちらもルーキーながら一軍に定着しているいま売り出し中の注目株だ。特に中川はドラフト7位ながら4月下旬に一軍スタメンを奪取すると、交流戦で.386の高打率をマークしルーキーとして初となる交流戦首位打者に輝いた。中山も試合数は少ないながら.350近い打率と4本塁打を記録し自慢のパワーを発揮している。“BIG4”世代だけでなく、彼らの活躍も大いに期待ができるだろう。

 フレッシュオールスターは“若手の登竜門”とも位置づけられ、多くの名選手が飛躍していった場だ。過去のMVPには日本代表で4番も務めた中田翔や、稀代のヒットメーカー・青木宣親、さらには登録名「鈴木一朗」時代のイチローも受賞している。“BIG4”世代はそこに名を連ねることができるのか。期待を込めて注目していきたい。

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