伊集院光、ウーバーイーツの現状を語る

編集部

 8日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、ウーバーイーツ配達の裏側が語られた。

 ウーバーイーツは飲食店のデリバリーシステムである。登録者が時間の空いた時にできる気軽なアルバイトとして人気が高まる一方で、格安の配送料ゆえに割に合わないともいわれ、従業員の過酷な労働環境も問題となっている。伊集院は「配達する側の話とか聞いていると注文する時に気持ちが変わってくる」と話した。

 夕方の6時半に、TBSのある赤坂の焼鳥屋から出前を頼んだ。画面には「最大1時間くらいでいきますよとなっているが、もっと早くなってくる。今注文を承りました、料理の準備をしています、配達員が決まりました、配達注となっていき最速7時につきます」となっていく。

 その後は地図の画面に切り替わり、配達員が今どこにいるかが地図上に表示されるが、「TBSとは間逆であるトンチンカンな方向へ向かってく」とし、そこから「7時5分になります。10分になります」と時間が延びていったという。これは配達員が道を間違えているのかと思いきや、実際は同じ店から2件掛け持ちをし、もう1件にいってからTBSへ来るといったパターンもあるようだ。

 ただ注文者からしてみれば、最初に指定した時間から遅れてくるのに加え、地図上で違う方向へ行くのはいらだちをつのらせるだろう。そのため「最大計算上でまいたらこの時間に配達されるというのを(配達員が)知らないから、普通のペースで2件まわってきたら(相手が)劣化のごとく怒っている」といったのがあるという。

 これは、同番組の構成作家を務めながらウーバーイーツ配達員を務める渡辺雅史も経験しているようだ。伊集院は「アメリカの企業だからな。いったん自転車でこけてそばまみれになっているデブの映像を流せばいいじゃん」「いったん最悪のことを出してまきでくるのはそれでいいじゃん。いけもしない時間を出すのはどうか」と話し、笑いを誘っていた。(文=相川ナロウ)

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