石川遼、3年ぶりツアーV!選手会長として初の優勝はゴルフ界の夜明けとなるか

編集部

 スター選手の復活は何よりの起爆剤になるだろう。

 7日に行われた男子ゴルフ「第87回日本プロゴルフ選手権」最終日で、プロゴルファー・石川遼がプレーオフを制し3年ぶりの国内ツアー優勝を果たした。石川は近年、米国や欧州をメインとしたツアー転戦や持病の腰痛もあり、いくぶん輝きを失いかけていた。さらに昨年からは「ジャパンゴルフツアー選手会」の選手会長にも就任。選手個人と選手会長、“二足のわらじ”を履いての優勝となっただけに、本人も喜びはひとしおだろう。

 今月7日の日本プロゴルフ選手権最終日。石川は通算13アンダーの首位で韓国のハン・ジュンゴンとのプレーオフに突入した。プレーオフでは1ホール目で石川とハンがともに2オンに成功。ハンがイーグルパットを外す中、石川は自身の読んだラインを信じウイニングパットを沈め、両手を突き上げて喜びを爆発させた。

 見事プレーオフを制し2016年以来の国内ツアー優勝、さらには自身初の国内三大大会優勝を成し遂げた。

 石川は当時15歳だった2007年に、アマチュアとして出場した男子ツアーで初優勝し“世界最年少優勝記録”を樹立。さらにプロ転向後2年目の2009年には4勝を挙げ、最年少賞金王にも輝いている。しかし2013年から活躍の舞台を米国に移すも、予選落ちを繰り返し成績が低迷。加えて持病の腰痛も影響して欠場も繰り返すなど、本調子を出せない歯がゆい時期が続いている。

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