日本野球の阪神タイガース鳥谷敬選手が大きな壁にブチ当たっている。
昨年は121試合の出場で、打率2割3分2厘、1本塁打、22打点で14年ぶりに規定打席に到達しなかった。今年も7月にして56打数8安打、0本塁打、0打点。打率1割台前半をという散々な数字。ショートのレギュラーの座を北條史也やドラフト3位ルーキーの木浪聖也に明け渡している。
代打での起用ばかりとなっているのだが得点圏で26打数0安打。(ともに7月7日現在)。6日の広島戦で36日ぶりの安打を放ったが、ほとんど快音が聞かれない。推定年俸4億円プレーヤーにファンからは冷たい視線が向けられている。
「2015年に結んだ5年にわたる長期契約の最終年ということで、去就が注目されています。現役希望が強いことから一部ではコーチ兼任で2020年は臨むのではないかと言われていますが、今年のような低成績ではお荷物でしかありません。『数字に表示されていない貢献がある』とも言われますが、ベンチで重たい空気を放っていて若手選手も近づきづらく声もかけづらい。
プロ入りしてから二軍落ちしたことがない実績ある鳥谷を、ケガでもないのに容易に二軍落としづらい環境もあって、無駄に一軍ベンチ入りの枠を使っているともいえます。ファンも含め早く引退した方がいいといった風潮が出てきています」(在阪メディア関係者)。