「もう三浦大知とDA PUMPしか……」老舗ライジングプロ“今さらお笑い参入”の断末魔

編集部
 「老舗芸能プロのお笑い参入といえば、07年にバラエティ部門を立ち上げたオスカープロモーションが、今年5月に全所属芸人を退所させ、撤退したばかり。30組ほどが所属していましたが、テレビに出ていたのは相撲芸人のあかつくらい。有名お笑い大会で結果を出した芸人は1組もおらず、営業単価が一向に上がらないことから撤退を余儀なくされたよう。ライジングプロもオスカー同様、稼げないと判断したら即見切りをつけそうです」(記者)

 ライジングプロは、かつて沖縄アクターズスクールと協力契約を結び、安室奈美恵、MAX、SPEEDなど、沖縄出身タレントのブレークで大成長を遂げた事務所。しかし、2015年には筆頭タレントの安室が退所したほか、手塩にかけて育ててきたモデルの西内まりやも事務所と揉め、昨年3月に退所。さらに女優の国仲涼子も、15年以降は子育てを理由に仕事をセーブしている状態だ。

 「ライジングプロがお笑いに本格参入した背景には、アイドルプロジェクト『原宿駅前パーティーズ』の失敗がありそう。15年に東京・原宿に専用劇場を作り、現在も『ふわふわ』や『原宿乙女』などのアイドルグループが週末にライブを行っていますが、事務所が全額支給しているメンバーの交通費やレッスン費用がかさみ、赤字続きと聞きます。
 現在の事務所の屋台骨は、三浦大知とDA PUMP。観月ありさにかつてのような勢いはなく、再結成や復活を繰り返してきたSPEEDは新垣仁絵がすでに退所し、上原多香子も不倫騒動でそれどころではなさそう。お笑い参入は、ライジングプロの未来がかかっているといえます」(同)

 人気タレントが次々と退社し、力を失ってしまったライジングプロ。そんな窮状を、笑いは救ってくれるだろうか?

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