ついに「使わない宣言」が公的に飛び出した。
テレビ東京の定例社長会見が4日に行われ、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之らの「闇営業・謹慎問題」に関し言及した。
小孫茂社長は「反社会的勢力との接触については、2011年の民放連で指針を出している。我が社でも社内規定で厳しく禁じております」「タレントさんの事務所の方には担当からコンプライアンスの遵守をさらに徹底してほしい旨、口頭ですが申し上げています。私ども自体もコンプライアンスの徹底が必要と思っていますし、グループ内でも徹底するよう伝えてあります」と厳しい見解を示した。
さらに社長は「いわゆる闇営業に携わった方に関しては、未来永劫ということではないが、今のところ、放送に携わっていただく予定はありません」と、問題を起こした芸人を現状起用する機会はないとした。「未来永劫ではない」というのは、一応付け加えた程度のように聞こえてくる。