石野卓球、事務所との契約終了で気になる原盤権の行方
編集部
石野卓球も4月15日のツイッターで「原盤権はSONYにあるため僕がレーベルを離れると今後電気グルーヴの音源を再リリースする場合に僕は一切タッチ出来なくなってしまいます」とも記している。
原盤権を会社から購入する場合は、莫大な金額をアーティスト本人が負担する必要がある。原盤権を買ったミュージシャンとしては矢沢永吉や小沢健二などが知られるが、一部の例にとどまっているのはそのためだ。電気グルーヴの原盤権もいぜんとしてソニーにあると見られる。
原盤権の問題をクリアにするために「新録扱いで過去曲をリリース」「ベスト『ライブ』アルバムとしてリリース」といった手法が過去には存在する。今後、彼らがどのようなアクションを起こすのかにも注目が集まりそうだ。(文=相川ナロウ)