宮迫博之切り捨ての松本人志、雨上がりが売れるきっかけを作っていた?

編集部
 「雨上がり決死隊は吉本興業の芸人養成所であるNSC大阪校の7期生。ただ、後輩の千原兄弟や、ナインティナインに先を越された感はありました。そんな彼らがブレークのきっかけとなったのが1999年に出演した『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)でした」(放送作家)

 この時の企画タイトルは『雨上がりだよ!全員集合ー!!』であり、これはココリコの田中直樹がグダグダの司会でダウンタウンの浜田雅功にガチギレされるドッキリの、雨上がりバージョンであった。
 仕掛け人は山崎邦正(現・月亭邦正)であったが、キレても怖くなく、案の定グダグダになってしまう。番組の流れではそれでも雨上がりが落ち込む流れだったが、宮迫が場の空気を変える。

 「事前の打ち合わせを無視して、その場で宮迫がキレキャラを演じたのです。坊主頭の松本人志を『つくし!』とイジり、髪の毛を掴んでいじり回しました。これは進行予定にないものですから、場合によっては松本らがガチギレする可能性もありました。その場合、宮迫は芸人引退も覚悟していたといいますが、この放送が話題を呼び仕事が舞い込んだようですね」(前出・同)

 一度のチャンスで雨上がりは成功を手に入れた。ただ今回のケースは、一度の過ちで芸能界から追放寸前となっているのも確かである。宮迫が成り上がりきっかけとなった松本から厳しい言葉が向けられた意味はとてつもなく重い。(文=相川ナロウ)

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