「優勝確率0%」?セ4連覇のかかる広島が交流戦で大ブレーキ

編集部
 広島は今季、シーズン開幕直後は不調に陥り4月半ばまではリーグ最下位に沈んでいた。しかしその後復調し、5月に11連勝を記録するなど一気に首位に浮上。リーグ4連覇も射程圏内に捉えていた。だが交流戦に入ると状況はさらに一転。
 大きな連敗は無いものの、順延となり1試合を残している楽天戦以外の5カードで負け越しが決定。チーム打率・チーム総得点が12球団最下位となるなど、3番・バティスタ、4番・鈴木ら打撃陣の不調が響き、1試合を残して4勝12敗1分けと、大きく負け越して交流戦最下位に甘んじてしまった。

 広島の交流戦最下位は、07、11、14年に続き4度目。とくに14年は、今季と同じく交流戦開幕前にリーグ首位に立っていたものの、交流戦での最下位が影響し最終的に3位でシーズンを終える結果となった。

 現在広島のリーグ順位は、首位・巨人と1.5ゲーム差の2位。リーグ3連覇となった昨年も交流戦は10位に沈んでいたという過去もあり、まだまだ悲観する状況ではないかもしれない。
 しかし、過去14回実施されている交流戦で、最下位となったチームからはリーグ優勝が一度も誕生していないというデータもある。順位変動の激しい今年の広島は、シーズン終了後何位となっているのか。今から注目していきたい。

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