『きのう何食べた?』スーパー中村屋の店内BGM書いたのは、あの女優の娘?
編集部
■原作をうまく繋げる脚本
後日、ヨシくんとテツさんを家に呼ぶケンジ。
事前にシロさんに許可はとったが、さほどほとぼりも冷めていないうちの「蛮行」なので、「ケンジ、とちくるったか?」と思いかけたが、原作ではそれぞれ違う回。
その合間にシロさんが買い物シェア仲間の主婦・富永(田中美佐子)に対し本人には言えないケンジへの想いを語るエピソードを差し込み、ただ怒っているわけではないシロさんのケンジへの想いが語られる。
もし別れた場合ダメージを食らうのは実はケンジより自分だとか、だから絶対に別れたくはないとか、こういうシロさんの気持ちを見せてくれることで前日の喧嘩も見え方が変わってくる。
そもそもこの日もケンジの好物の桃をシェアするためにわざわざシロさんは富永の家に来ていた。
少々ほっこりさせておいて、その晩に再度ケンカのきっかけとなった2人(ヨシくんテツさん)を来訪させる展開。
最近オーガニックに凝ってるというヨシくんの話を聞いていただけにもてなす献立に頭を悩ませるシロさんだが、偵察がてら入ったオーガニック食材を扱うスーパーのあまりの高さに悩むのを辞め、行きつけの激安スーパー・中村屋で買った食材に使い慣れた万能調味料・めんつゆを使った煮物など、いつも通りの晩御飯を振るまう。
シロさんはメイン料理が無いことを心配していたが、サケのちらし寿司は十分なメインだと思います。
結局料理はどれも好評だったのだが、ここで控えめな存在感だったテツさんが本題を切り出す。