「ナイトスクープ」批判の桂小枝、番組黄金期の伝説とは?

編集部
 「まずあげられるのは視聴率でしょう。『探偵! ナイトスクープ』はタイトルの通り、関西地区では当初は土曜、現在は金曜の23時台に放送される深夜番組です。ところが90年代には常に30%近い視聴率を記録する“オバケ番組”として知られました。
 この数字は、ビデオリサーチ社調べによるものです。当時はもう一社、外資系のニールセンが視聴率調査を行っており、そちらでは40%近い数字を記録していたと同じく元出演者の北野誠がラジオ番組でふりかえっていましたね」(放送作家)

 さらに、当初の『探偵! ナイトスクープ』にはその名もズバリな「視聴率調査」なる企画があった。

 「番組の放送中に各家庭をアポなしで訪問し『探偵! ナイトスクープ』を観ているか調査するものです。違う局の場合はその場でチャンネルを変えさせていました。この企画を最初に担当していたのは越前屋俵太であり、のちに間寛平に受け継がれました。
 さらに今回苦言を呈した、桂小枝の名物企画といえば『小ネタ集』でしょう。低予算でありながら創意工夫を暮らした企画が話題となりました」(前出・同)

 小枝が嘆く通り、全盛期に比べて番組の勢いがなくなっているのは確かであろう。スタッフにはOBからの「愛のある説教」を受け止めてもらいたいものだ。(文=相川ナロウ)

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