そのフィーバーぶりを物語るのが、2016年に設立した自身が社長を務める会社「イリエコネクション」だ。先述の活動に加えて、PRやコンサルタント、商品開発など、実業家としての側面にシフトしていることがうかがえる。
しかし、今回の闇営業は友だちと思われていた人による、一種のだましに端を発する。渦中の詐欺会社は、エステや健康商品を扱う会社という触れ込みだったというから、入江としても防ぎようがなかった面もわずかばかりある。こうなると「友だちってなんだろう?」という疑念も浮かび、自慢のイリエコネクションも風前の灯火となってしまう可能性がある。
SNSの普及により友だちは“数至上主義”的な風潮があるが、今回の入江ショックは世間に何をもたらすのか。もしかすると、令和は友だちの定義ががらっと変わるかもしれない。