プロテニスプレーヤー・錦織圭選手が、人生初のコンピレーションアルバム『Kei Nishikori meets Nujabes』について思いを語った。
2月にリリースした同アルバムは、錦織選手が以前からファンを公言していた、伝説的ヒップホップ音楽プロデューサーのNujabes(ヌジャベス)の楽曲を自ら選曲し、17曲を収録したコンピレーションアルバム。
Nujabesは、パリコレで服飾ブランド「コム・デ・ギャルソン」の音楽ディレクターや人気アニメ「サムライ・チャンプルー」の音楽担当を務めるなど、ヒップホップの枠を超え国内外で人気を博したが、10年に36歳の若さで交通事故により他界した。
錦織選手は、「最初にNujabesを聞いたのは、『サムライ・チャンプルー』というアニメの曲です。アニメの世界観に合った格好良い音楽が印象的でした」とNujabesの曲との出会いを回顧。
Nujabesの音楽については、「なめらかなリズムの中にもラップが入っていたり、格好良い曲が多い。詩も心に突き刺さるものが多く、聴いていてとてもリラックスできると感じました」と印象を語り、「リラックスしたい時や、一人でゆっくりと時間を過ごす時に聴きます」と明かす。
また、同アルバムの選曲や曲順に関しては、「僕の中ではもっと入れたい曲もあったんですが、その中で厳選したので、最初から最後まで楽しんでもらえると思います」と説明した。
続く、「このアルバムを通して、リスナーに何を伝えたいのか?」という質問に対しては、「Nujabesさんの良さをもっと多くの方に知ってもらいたい。そしてたくさんのことを感じてもらいたいです」。