そんな仮想通貨の良さばかりアピールを続けていた松宮の本業は、独自の「NAGEZENI」という仮想通貨を発行し、関連する情報商材を販売していた会社だ。さらにそこから有料会員制サイトへの誘導も行っていたという。今年5月に読売新聞が松宮の申告漏れを報じると、“松宮脱税”のニュースを聞いた会員たちが運営会社へ返金を求めようとしたが、松宮は既に雲隠れした後だった。
昨年3月に開かれたセミナーでは、松宮が「(動画を)流しただけで相当信用されますよね」とも発言していたといい、松宮は番組の影響力の大きさを利用したかたちだ。まさに製作したTOKYO MXや淳の所属する吉本興業は、事件の片棒を活がされてしまったことになる。この一件は解決に向かうのか。今後の展開が注目される。