北川昌弘の「美女&美少女的ドラマ独偏批評」その42

廣瀬智紀にも注目? 溝端淳平、瀧本美織出演で話題の『仮面同窓会』の見どころ

北川昌弘
ドラマの“質”は脚本家で決まるのか、あるいは演出家、プロデューサーで決まるのか? 確かにそれもあるだろう。だが、作品に彩りを添えるのは女性キャストだ! 稀代の美女&美少女ウォッチャー・北川昌弘が送る、女性キャストから見るドラマ評――。

 高校時代の男子の親友4人が、体罰教師にちょっとした仕返しをしようとして企画した“仮面同窓会”が、思わぬ方向へ…。

廣瀬智紀にも注目? 溝端淳平、瀧本美織出演で話題の『仮面同窓会』の見どころの画像1主演の溝端淳平とヒロイン役の瀧本美織が囲み取材会見。5月22日の囲み取材会@銀座東武ホテルにて。

『仮面同窓会』
東海テレビ・フジテレビ系土曜23時40分~ 6月1日スタート
▽公式サイト
http://www.tokai-tv.com/kamendosokai/

基本的には高校を卒業して10年後の設定ですが、本作品は回想の高校時代も本人が演じることが注目点。

 

というわけで、瀧本美織サンの制服姿も堪能できる模様☆

 

◯溝端淳平(みぞばた・じゅんぺい)
8年ぶりの民放連ドラ主演作。
(NHKBSで『立花登青春手控え』シリーズ主演)
☆新谷洋輔(28歳)役
住宅設備会社の営業マン。18年前に兄が事故死していて、時々兄の“心の声”に悩まされるようになる。高校時代は体育教師の樫村の体罰を受けていた。そのため、高校卒業後、故郷を離れていたが、数か月前に地元の支店に異動になる。

 

★仮面同窓会のメンバー

◯佐野岳(さの・がく)
☆皆川希一(28歳)役
洋輔とは小学校から高校までいっしょの幼馴染。親から継いだ不動産会社を経営。

◯木村了(きむら・りょう)
☆大見和康(28歳)役
洋輔とは小学校から高校までいっしょの幼馴染。昔も今も希一の金魚のフン状態。高校時代、樫村のシゴキで熱中症で倒れ後遺症が残る。

◯廣瀬智紀(ひろせ・ともき)
先日、川栄李奈との結婚を発表して注目を浴びている方です。
☆片岡八真人(28歳)役
洋輔とは小学校から高校までいっしょの幼馴染。現在は大学の職員。性格が真逆な希一となぜかウマが合い、洋輔にとっても3人の中で最も心が許せる存在。

 

★女性キャスト紹介

◯瀧本美織(たきもと・みおり)
[1991年10月16日生まれ 所属:スターダストプロモーション制作3部]
https://www.stardust.co.jp/section3/profile/takimotomiori.html
☆竹中美郷(28歳)役
狐狸山高校時代、洋輔、希一、和康、八真人とは3年生の時に同級生。真面目で成績もよく、容姿端麗。当時の洋輔にとっては憧れの存在。今は、地元の総合病院の受付。ストーカー男(永井大)につけられているところで、偶然、洋輔と再会して…。

 

◯雛形あきこ(ひながた・あきこ)
[1978年1月27日生まれ 所属:サンズエンタテインメント]
http://www.suns.fm/akiko-hinagata/
☆上原加奈子(38歳)役
狐狸山高校の美術教諭。美人で生徒たちの憧れの的だったが…。金遣いが荒い上に、男女関係は自由奔放…。

 

◯吉田志織(よしだ・しおり)
[1997年3月21日生まれ 所属:A.M.Entertainment]
http://ament.co.jp/talent/shiori-yoshida
☆日比野真理(享年18歳)役
洋輔たちと狐狸山高校の同級生。優等生で美人。女子からは疎まれ気味。八真人と交際していたが、一方的に別れを切り出され、卒業直前に自殺。

 

◯松本妃代(まつもと・きよ)
[1995年3月20日生まれ 所属:ソニー・ミュージックアーティスツ]
https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/397?ima=0000#/news/0
☆江藤なるみ役
洋輔たちと狐狸山高校の同級生。

 

◯華村あすか(はなむら・あすか)
[1999年3月18日生まれ 所属:ボックスコーポレーション]
http://www.box-corporation.com/asuka_hanamura
☆里内彩香役
洋輔たちと狐狸山高校の同級生。

 

◯久住小春(くすみ・こはる)
[1992年7月15日生まれ 所属:オスカープロモーション]
http://catalog.oscarpro.co.jp/PcSearch/talent_detail/Talent/talent_search_result_list/3070/
☆今井奈緒役
洋輔たちと狐狸山高校の同級生。

 

★溝端淳平&瀧本美織 2019年5月22日囲み取材会見。

 

●8年ぶりの民放ドラマ主演に関して

溝端「8年前とはお芝居に対する考え方が明らかに違います。僕は蜷川幸雄さんとの出会いが大きかったのですが、難解な物にチャレンジしてきて、成長できるように精進してきた8年間でした。そこで経験したものをドラマで、素敵な役、素敵な作品に出会えたので、それをまた映像でも出せたかなと思っています」

●洋輔の役作りについて

溝端「僕は人としゃべる時には正面から目を見て話してしまうタイプなのですが、洋輔はどちらかといえば、あまり相手の目を見ず、挙動不審気味なところがある青年で、小股で歩き、猫背で歩くわかりやすい役作りはしました」

●回想シーンでの高校生の制服姿について

瀧本「本当に失礼しています(笑)。現役から10年経っているのでやっぱり恥ずかしいですね。でも、年齢は関係ないぞという気持ちで、この役から前向きな気持ちももらっています。だからどんな役でもやっていこうと思っています」

●現場の雰囲気について

瀧本「男子チームは本当の同級生みたいで楽しそうです」
溝端「現場では、僕ら役者陣だけでなく、スタッフ皆が瀧本さんのファンです。場を和ませてくれますし、存在自体がオアシスです」

●お互いに仮面を被っているなと思うところは?

溝端「あまりにも屈託がなく、いつも笑顔で誰も傷つけないという彼女のそれ自身が全部仮面なのでは!? こんな奇跡の人っている!? と思うような、純粋な方です。今日もいい仮面被っているもんね?」
瀧本「普段から溝端さんは自分をさらけ出している方なので、仮面は被ってないと思いますが、繊細ぶるところはありますね。“僕、繊細なので”とよく言っているときがあります」
溝端「僕はすごく強い人間に思われることが多いので、そんなことないんですよという意味でそういうことを言う傾向がありますね」

●高校時代の思い出は?

溝端「文化祭で女装して。姉がいるのですが、姉の下着を付けて、踊ったのは、ちょっとした黒歴史です(笑)」

 

北川昌弘(きたがわ・まさひろ)
1957年、北海道生まれ。成蹊大学卒業。美女&美少女ウォッチャー。執筆活動やメディアへ出演する一方、各地の芸能イベントでの取材活動を行い、アイドルランキング『T.P.ランキング』の資料収集に従事。1991年〜1992年オーディション番組『ゴールド・ラッシュ!』(フジ)の審査員。1996年〜『ザテレビジョン』ドラマアカデミー賞審査員。

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