有吉、山田邦子問題を受けての事務所対応に怒る

編集部

 26日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)において、山田邦子をめぐる一連の問題を受けての事務所対応が批判された。

 山田は、自身の舞台を太田プロ関係者が誰も見に来なかったことにブログで苦言を呈し、事務所退所もにおわせている。これに対し、太田プロの後輩芸人にあたる有吉は「当日は行けないけどお花を出します」「我々は(片岡)鶴太郎派ではなく邦子派」とイジりつつエールを送っていた。

 ただ、山田の舞台開催を前にして、太田プロは若手芸人に一斉送信メールで、舞台を見に行くように通達したようだ。内容も「必ず見に行くように」といった強制力をともなうものではなく「勉強になるから行きなさい」といった自主的な態度をうながすものであった。
 有吉はこれを「チェーンメール」と呼び「スタッフが邦子さんを怒らせておいて、邦子さんをなだめるためになんで若手が見に行かなきゃなんねえんだよ」「スタッフが総動員で行ってこい。社員全員で見に行け」と怒りをあらわにした。

 さらに有吉は「おかしな事務所になってきた」「本当にやめようかしら」と自身の退所も飛び出した。もちろん有吉なりのギャグであろうが、事務所スタッフに釘を刺した形となった。

 太田プロは関東の芸人事務所の老舗的な存在である。かつてはビートたけしが所属し事務所の稼ぎ頭であった。たけしがフライデー襲撃事件後、オフィス北野を設立し独立すると、次の稼ぎ頭は山田邦子となる。
 事務所の名物女副社長の名言は「私の自宅の一階はたけし、二階は邦子に建ててもらった。三階は誰に建ててもらおうかしら」であったという。今現在、太田プロ一番の稼ぎ頭といえば間違いなく有吉であろう。芸人としては義理堅く筋を通す有吉であるだけに、今回の事務所の対応には許せないものもあったかもしれない。(文=相川ナロウ)

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