『白い巨塔』財前の死因の変化は医学の進歩を反映?

編集部
 注目なのは、ドラマ版の死因が時代に応じて変化している点であろう。それぞれの死因は田宮、佐藤版が胃がん、唐沢版が肺がん、今回の岡田版がすい臓がんとなっている。この変化には何があるのだろうか。

 「やはり医学の進歩があげられるのではないでしょうか。さらに2003年の唐沢版ではヘビースモーカーの財前が肺がんになる設定でしたが、現在はコンプライアンス的に問題があるともされたのかもしれません。
 それでもかつてならば、不治の病とされたものが、現在は治る病気となってきたとわかりますね。『白い巨塔』では、財前を中心として大列を作る『総回診』の場面が話題となりましたが、ネット上では『今どきそんなことをしない』といったツッコミも殺到していました」(前出・同)

 『白い巨塔』の「死因」がガンでなくなる日も近いのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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