『白い巨塔』財前の死因の変化は医学の進歩を反映?
編集部
さらに熱血漢な財前の同期にあたる里見脩二を松山ケンイチ、財前の愛人である花森ケイを沢尻エリカが演じるなど豪華キャストが話題となった。 財前は教授に就任するも、医療ミスをめぐる裁判で患者から訴訟を起こされ、志なかばで病魔に倒れる設定である。 「『白い巨塔』の初の映像化作品は1966年の映画版ですね。主演を演じたのは田宮二郎でした。これが好評を博し、翌67年に佐藤慶主演でNET系(現・テレビ朝日系)でドラマ化されます。よく知られているのは1978年に田宮二郎主演でフジテレビ系でドラマ化された作品でしょう。同局では2003年に唐沢寿明主演で再びドラマ化されています」(芸能関係者)