尖った出版社で知られる幻冬舎が、思いもよらぬ窮地に立たされている。
騒動のきっかけは、作家の津原泰水氏が百田尚樹氏の著書『日本国紀』(幻冬舎)を批判したため、自著が出せなくなったとTwitterで主張したことだ。
これに対し同社社長の見城徹氏が津原氏の著作に関し「出版を躊躇いましたが担当者の熱い思いに負けてOKを出した」「初版5000部、実売1000部も行きませんでした」とツイート。作品の「実売」をさらしたこのツイートに、批判が集中している。
特に痛烈に批判しているのが、芥川賞作家の花村萬月氏だ。15日に大量のツイートを残しており、そのほとんどが見城氏に対する批判である。
過去に見城氏に会った花村氏は「見城は仰有った。ボクは小説は最後しか読まない」「最後しか読まねえ編集者にお世辞を大量にぶち込まれて、とてもよい気分。なにせ、あなたの作品が大好きっていう手紙を書くのが特技のすばらしい編集者だからね。最後しか読まないけれど。」「俺は一切幻冬舎と仕事をしていない。だからなんでも書ける。幻冬舎と仕事をしない理由は、もちろん最後しか読まない編集者の会社から本を出したくないからだ。」などなど、見城氏の過去を糾弾するエピソードを披露。