ライザップ利益“大幅減量”で赤字決算。今後“リバウンド”できるか注目が集まる

編集部
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 体重だけでなく、経営も“結果にコミット”できるだろうか・・・。

 パーソナルトレーニングジム・RIZAPなどで知られるRIZAPグループ株式会社は15日、2019年3月期決算を発表し、純損益が193億円の赤字となったことを報告した。さらに報告には、“経営上のリスクが高まっている”ことを示す「継続企業の前提に関する重要事象等」も記載されていた。前年には90億円の黒字で、最近もテレビCMやコラボメニューを発表し話題となるなど、順調そうに見えていたRIZAPグループ。いったい何が起こったのだろうか・・・。

 RIZAPといえば、BGMに合わせて利用者の体型のビフォーアフターを披露するユニークなCMが有名なトレーニングジムだ。「結果にコミットする」をキャッチコピーに、高いダイエット効果が人気となっている。3月には、ファミリーマートでカップ麺やチーズケーキなど糖質を抑えたコラボ食品を発売。今月9日にも、吉野家で「ライザップ牛サラダ」が発売され、今年に入ってからも多くの注目を集めている。

 しかし実はRIZAPグループは昨年11月の時点で、期初に159億円の黒字と見込んでいた純損益を70億円の赤字へと下方修正することを発表していた。会見では、企業規模の拡大を支えたM&Aを業績悪化の原因に挙げ、採算の取れないグループ企業の売却を明言。経営体質の“ダイエット”を図っていくとした。だが今回の発表では、見込みからさらに120億以上悪化しており、“結果にコミット”できない結果となった。

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